20代男女の経済格差

ITニュースサイトでコラムを書いている友人と食事。

世の中不景気と言われている最近の、日本の若者の経済事情の話になったのですが、20代の男子はとにかくお金がないという話題が多く、逆に20代女子がやたらお金を持っているという話でした。

パパ活という言葉をよく耳にしますが、食事をするだけでブランドものバッグや小遣いがもらえる若い女性と数万~数十万円ならギャラのみと称して遊び感覚で支払える層のクラスタが都会には存在して、うまく経済が回っているんだなぁと妙に感心してしまいます。

若い女性と言えば水商売のバイトで小遣いを稼ぐことは昔からありましたが、今の都心部では下手に客層が若いガールズバーやキャバクラよりも高級ラウンジや会員制クラブを選んでバイトするという話を良く聞きますし、そういったお店は不景気といってもバブルさながらの売り上げバンバン出ているんだそうですね。

ちょっと容姿と教養に秀でた女性なら、迷わずそういった高所得者限定のお店で働くほうがストレスなく短時間で高時給という事なのでしょう。

六本木のラウンジ求人を見せてもらいましたが、夜のサービス業としてもかなり高めの時給です。

事情通の話では高い時給の上に出勤は登録制で自由であったり、過度な営業の必要もなく上得意の顧客が通ってくれたり、もちろんそんなお店に通う人物はかなり高い地位の人であることから露骨なセクハラもなく、まとまった収入になるという良いことづくめのご様子。

逆に気楽な印象の時給の安いバーのほうが客単価も低く、リスクも多いというのですから、まあ、敷居の高いお店で働けるならそちらを選びますよね。

新卒の若者は有名大学卒でもスタート地点が低いのでそういったお店に通う事もなくという事で、20代から30代前半の男女のリッチ度の差がどんどん広がっているのだそう。

そういった社会人としての個人的スタートアップの段階で収入格差を感じてしまう事が、昨今の独身率の高さや晩婚化に関係しているのではないのかなと感じました。

だって、若い男性にしたら同世代の魅力的な女性が自分よりはるかにお金を持っているのを目の当たりにすることが多々なのですから。

投稿日:2019年8月06日