親子で楽しむ

育児をやってみると判る事ですが、本当に突き詰めていけば果てしなく続いて行く終りの無い旅のようなものです。

まだ生まれて間もない子供の知育と世話、健康管理などをやることは無限にありますが、どこまでやるのか、できるのかという事に悩んでしまう親御さんも多いと思います。

私は子育ての先輩として、そういったことに悩み始めたら子供と一緒に自分も楽しめることを始めた方がいいよと言っています。

私の場合は独身時代から趣味だった音楽を子供と一緒に楽しんで、その中で知育や教育も行うという方法をとることでだいぶ楽になりました。

例えば音楽と言ってもテレビやCDで聞いたり見たりするよりも、一緒に外に出て演奏会などに行くという事の中に、「良い事」がたくさん詰まっています。

まず、楽器というのはスピーカーから出る音だけでは本当の良さがわかりません。

音響設計のホールの包まれるような反共や振動、奏者の細やかな動きを実際に演奏を生で見ることによって、テレビやCDの世界とリアルの世界の違いについてはっきりと理解する事が出来ると思います。

私は先日、子どものバイオリン体験ができるコンサートを見つけて、それに親子で参加してきましたが、娘のそれまで見たことも無いような笑顔と好奇心による目の輝きが印象的でした。

私自身もお出かけと久しぶりの音楽鑑賞でストレス解消になりましたし、会場までの交通機関、地下鉄やバスに乗ったり、売店での買い物など、様々な体験ができる事もとても重要な経験だと思っています。