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銀行で融資関係の仕事をしていると司法書士さんとも仲良くなります。
銀行サイドから見れば、仕事が早く親切な司法書士さんにはどうしても依頼の仕事を多く出すようになります。
幾つもの司法書士さんが出入りしていましたが、特に顧客の指定がない場合などは一番心証のよい司法書士さんに出すようにしていました。
余り偏ってはいけないと、時々二番手の司法書士さんに仕事を廻しました。
また権利証の表紙には○○司法書士事務所と印刷してありますから、その場合には顧客に司法書士さんはどうされますかと尋ねるようにしていました。  

銀行の仕事をしていると、司法書士さんの能力も様々だと思いました。
能力の格差を感じました。事務所に相談に行って、早く正確なアドバイスを戴くと平身低頭して帰ることもありました。司法書士さんの仕事はただ正確に事務をこなすだけでは駄目で、適切な相談業務ができることが大切だと実感します。  

司法書士の業務の範囲も広がっています。今まで弁護士しかできなかった仕事もできるようになっています。

私の地元の名古屋で親戚に不幸があった時に、相続専門の司法書士事務所(名古屋市内)にお世話になりました。
財産分与や、預貯金の手続きを全部任せることができるので、不幸があった時に余計な悩みを抱えなくて済んだと親戚も感謝していました。

それは試験を通って資格を取ってからのことだと聞いています。司法書士さんの業界もどんどん変わっていく様に思います。

投稿日:2014年1月30日
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